10万円以下で買える、連続増益&低PBR 25社【プライム】編 <割安株特集>

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コラム

 少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

 東証プライム上場企業では282銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(3)PBRが0.8倍未満――――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは11日現在)

 なお、13日(日)16時00分に「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

           最低投資  ┌経常利益┐   増益    
コード 銘柄        金額 増益率  今期 連続期数  PBR
<8338> 筑波銀      24600   9.5  4900    3  0.36
<8346> 東邦銀      34800   3.6  11600    3  0.44
<9831> ヤマダHD    45710   7.2  51500    2  0.49
<8095> アステナHD   49200   3.4  2900    3  0.77
<8999> グランディ    54100  30.7  1200    2  0.62

<5957> 日東精      60300   3.6  3700    2  0.65
<8524> 北洋銀      60300  24.0  34800    3  0.60
<8600> トモニHD    61000   6.3  24850    6  0.42
<8714> 池田泉州HD   63800  11.5  21800    3  0.75
<7245> 大同メ      66000   2.6  7000    3  0.43

<9405> 朝日放送HD   68000   7.7  2700    2  0.37
<7955> クリナップ    71000  14.5  3000    2  0.45
<8368> 百五銀      74800   2.7  26400    2  0.42
<5852> アーレスティ   75000   1.8  3100    3  0.36
<8203> MrMax    76000   8.4  4100    2  0.70

<7180> 九州FG     76560  11.7  48000    5  0.47
<7888> 三光合成     77600   5.9  5500    6  0.73
<7167> めぶきFG    78490  20.8 100000    3  0.77
<5959> 岡部       86500   8.5  4800    2  0.65
<6293> 日精樹脂     87000   162   900    2  0.40

<6118> アイダ      88600   7.9  6000    3  0.58
<9511> 沖縄電      91500  41.2  8000    2  0.41
<3101> 東洋紡      94500  46.4  15500    3  0.43
<9470> 学研HD     94600   4.3  7200    2  0.75
<9997> ベルーナ     96200   1.8  13500    2  0.66

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※直近の業績予想が最終赤字、無配の企業は除いた。

株探ニュース

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