10日の米株式市場の概況、NYダウ192ドル高 企業業績の悲観和らぐ

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 10日の米株式市場では、NYダウが前日比192.34ドル高の4万4650.64ドルと続伸した。この日発表された週間の新規失業保険申請件数は前週から減少した。デルタ航空<DAL>が市場予想を上回る業績見通しを示したことも相まって、米景気や企業業績に対する悲観的な見方が和らいだ。

 ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、マクドナルド<MCD>が堅調推移。WKケロッグ<KLG>やMPマテリアルズ<MP>が急伸し、フリーポート・マクモラン<FCX>が高い。半面、ウォルマート<WMT>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が冴えない展開。コナグラ・ブランズ<CAG>とバーティブ・ホールディングス<VRT>が売られ、メソッド・エレクトロニクス<MEI>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は19.32ポイント高の2万0630.66と3日続伸した。テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>、アルファベット<GOOGL>が買われ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が頑強。ダラー・ツリー<DLTR>が株価水準を切り上げた。一方、マイクロソフト<MSFT>やメタ・プラットフォームズ<META>が軟調。オートデスク<ADSK>やPTC<PTC>が下値を探り、メレオ・バイオファーマ<MREO>とウルトラジェニクス・ファーマシューティカル<RARE>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

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