明光ネット、今期最終を55%上方修正
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明光ネットワークジャパン <4668> [東証P] が7月10日大引け後(16:00)に決算を発表。25年8月期第3四半期累計(24年9月-25年5月)の連結最終利益は前年同期比12倍の7.3億円に急拡大した。 併せて、通期の同利益を従来予想の8.5億円→13.2億円(前期は4.8億円)に55.3%上方修正し、増益率が73.8%増→2.7倍に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.5億円の赤字→3.1億円の黒字(前年同期は0.3億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結最終損益は2.7億円の赤字(前年同期は4.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-13.5%→-6.5%に急改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社は、2025年6月25日に公表いたしました「公開買付への応募および特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、当社が保有する株式会社ウィザス(証券コード9696)の普通株式の全部について、株式会社NSSK-J1を買付者とした公開買付けに応募いたしました。当該公開買付けが成立し、株式を売却した場合、2025年8月期第4四半期決算において投資有価証券売却益として782百万円の特別利益を計上いたします。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を上回る見通しとなりましたので、2025年8月期の連結業績予想を上方修正します。 なお、第4四半期連結会計期間(6月~8月)においても将来の利益創出を見据えた人的資本経営の強化、環境投資、戦略投資を積極的に推進していくためのコストを考慮し、売上高、営業利益、経常利益は据え置いております。(注)上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。