外為サマリー:一時145円70銭台に下落、トランプ関税による米景気減速も警戒
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10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円25銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=171円69銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。 ドル円は、午前9時時点では146円10銭前後で推移していたが、午前9時50分過ぎには145円70銭台までドル安・円高が進んだ。トランプ米大統領が銅に50%の関税を課す方針を発表するなど、米関税政策が米物価上昇と景気減速を招くとの見方から、日米金利差縮小観測が台頭しドル売り・円買い要因となった。その後はドル買い・円売りが流入。午後1時30分過ぎには146円30銭近辺に値を戻した。欧州連合(EU)への新税率の通知がきょうにも送付される可能性があり、その動向も関心を集めている。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1739ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS