データセクに再び大量の買い注文、AIデータセンターサービスの大口契約締結を発表
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データセクション<3905.T>に再び大量の買い注文が集まっている。同社は10日正午、業務提携先のナウナウジャパン(東京都中央区)を通じ、世界最大規模のクラウドサービスプロバイダーである顧客との間で、AIデータセンターサービスに関する大口の利用契約を締結したと発表。受注金額は年間1億3534万ドルと、6月末の為替水準(1ドル=144円01銭)で換算して約194億9000万円に上る。25年3月期に29億円程度だった同社の売り上げ規模から照らして、業績面で大きなインパクトをもたらすと受け止められ、サプライズ視した買いを集めることとなった。 受注金額は3年総額で約584億7100万円、5年総額で約974億5300万円。売り上げの計上に関しては、今年9月から期間按分をして計上する予定。データセクは今月4日、「NVIDIA B200 GPU」を搭載したサーバーの調達に成功し、大阪府内においてアジア最大級の最先端のAIスーパークラスターを構築すると発表。同日以降、9日まで4営業日連続でストップ高に買われていた。 出所:MINKABU PRESS