9日の米株式市場の概況、NYダウ3日ぶりに反発 エヌビディア時価総額一時4兆ドル台
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9日の米株式市場では、NYダウが前日比217.54ドル高の4万4458.30ドルと3日ぶりに反発した。6月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表されたが、市場による9月の利下げ観測に特段大きな変化はなかった。米10年債入札結果を受けた金利低下が株買いを誘う一因となり、ハイテク株が堅調に推移した。エヌビディア<NVDA>は最高値を更新。時価総額は史兆ドル台に乗せる場面があった。 ボーイング<BA>やキャタピラー<CAT>が堅調。メルク<MRK>が買われ、ドキシミティ<DOCS>がしっかり。ブルーム・エナジー<BE>とAES<AES>が急伸した。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やウォルト・ディズニー<DIS>、コカ・コーラ<KO>が冴えない展開。バーティカル・エアロスペース<EVTL>が大幅安となった。 ナスダック総合株価指数は192.87ポイント高の2万0611.33と続伸し、最高値を更新した。マイクロソフト<MSFT>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOGL>が値を上げ、メタ・プラットフォームズ<META>が株価水準を切り上げた。一方、テスラ<TSLA>が軟調。イルミナ<ILMN>とタンデム・ダイアベティス・ケア<TNDM>が安く、Rxサイト<RXST>とエア・テスト・システムズ<AEHR>が急落した。 出所:MINKABU PRESS