米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時146円20銭台に軟化

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為替

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円33銭前後と前日と比べて25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円50銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。

 トランプ政権による関税引き上げが米国の物価上昇につながりかねないとの見方を背景に、この日の東京市場で一時147円18銭と約2週間ぶりのドル高・円安水準をつけた反動からドル売り・円買いが優勢だった。同日に実施された米10年債入札が堅調な結果だったことを受け、米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ニューヨーク市場でドル円相場は146円25銭まで軟化する場面があった。なお、6月17~18日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、関税の影響を巡って見解の違いがあり、当局者の間で金利見通しに開きがあった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1720ドル前後と前日に比べて0.0005ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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