外為サマリー:日米金利差拡大が意識され一時146円90銭台に上伸

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為替

 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円79銭前後と前日の午後5時時点に比べて75銭程度のドル高・円安となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円58銭前後と前日に比べ50銭強のドル高・円安で取引を終えた。米関税政策が米物価上昇につながるとの見方が広がるなか、米長期金利の上昇を受けて一時146円98銭まで上伸した。

 トランプ関税を巡る先行き不透明感から日銀の追加利上げ観測がやや後退していることもあり、この日の東京市場は日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となっている。参院選で政局が不安定化することへの懸念から円が売られやすく、午前9時20分すぎには146円91銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1725ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円11銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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