アサカ理研が14%高の急騰劇演じる、レアアース関連の伏兵として物色人気加速
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アサカ理研<5724.T>が商いを膨らませ大幅高、14%高の1273円まで一気に水準を切り上げ、25日移動平均線をマドを開けて上抜いた。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが接近しているほか、日足一目均衡表では前方の厚い雲を直前でかわしており、需給相場の色を徐々に強めている。廃棄される電子機器のデバイスから独自技術を使って貴金属回収を手掛けるビジネス、いわゆる「都市鉱山」の関連有力株として存在感を示している。中国のレアアース輸出規制に絡み、マーケットでもレアアース採掘に絡む事業を行っている企業に物色の矛先が向いているが、同社は都市鉱山からレアメタル・レアアースのリサイクルに関する研究開発を積極推進していることで、投資マネーの琴線に触れた。また、来年には福島県のいわき工場に新設備を導入するとともに、リチウムイオン電池再生事業も加速させていく方針で目が離せない。 出所:MINKABU PRESS