本日注目すべき【好決算】銘柄 ERIHD、パルHD、ウエルシア (8日引け後 発表分)
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7月8日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 ERIHD <6083> [東証S] ★今期経常は35%増で3期ぶり最高益、10円増配へ ◆25年5月期の連結経常利益は前の期比2.8%増の20.7億円で着地。続く26年5月期は前期比34.9%増の28億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は法改正に伴う必須審査業務の増加やM&Aを活用した事業領域の拡大によって14.8%の増収を見込む。法改正に備えた体制整備などの先行投資が縮小することも大幅増益の要因となる。 併せて、今期の年間配当は前期比10円増の70円に増配する方針とした。また、28年5月期に経常利益40億円を目指す中期経営計画を発表。 パルHD <2726> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は22%増益で着地、株式分割も発表 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比22.3%増の78.5億円に伸びて着地。ノーリーズの連結効果もあって2ケタ増収を達成した。雑貨事業で300円を超える商品の積極投入などによって粗利益率が大幅に改善したことも利益拡大につながった。 併せて、8月31日現在の株主を対象に、1→2の株式分割を実施すると発表。 ウエルシア <3141> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は41%増益で着地 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比41.0%増の92.1億円に拡大して着地。調剤部門で調剤併設推進の取り組みもあって処方箋受付枚数が増加したほか、物販では米関連商品やプライベートブランドなどの販売が伸びた。粗利率の改善や人件費を中心とした販管費コントロールの強化も大幅増益に貢献した。 スローガン <9253> [東証G] ★3-5月期(1Q)経常は32%増益・通期計画を超過 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比32.5%増の3億円に拡大して着地。キャリアサービス分野で新卒学生向け就活プラットフォーム「Goodfind」を主力とする学生向けサービスが大きく伸びたことが寄与。 第1四半期実績だけで、通期計画の1.4億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。 株探ニュース