下落、ドル堅調が警戒され軟調=NY金概況
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NY金先物8 月限(COMEX)(終値) 1オンス=3316.90(-25.90 -0.77%) 金8月限は下落。時間外取引では、前日発表のトランプ関税の交渉期限が7月9日から8月1日に再延長されるなか、欧州時間に入り、小幅に下げ幅を拡大し、8ドル超の下落で推移。日中取引では、翌9日に6月17・18日に開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の公表を控え、玉整理の動きが増えるなか、手じまい売りが先行し、下げ幅を拡大した。序盤、ドルが対ユーロ、対円ともに上昇し、ドルが堅調に推移したことが警戒された。中盤からドルが対ユーロで反落となったことで下げ幅を縮小したが、逃避買いの動きが活発化せず、軟調地合いを払拭できずに取引を終えた。 MINKABU PRESS