続伸、米国の減産見通しで買い戻しが続く=NY原油概況
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NY原油先物8月限(WTI)(終値) 1バレル=68.33(+0.40 +0.59%) 世界最大の産油国である米国の減産見通しが相場を押し上げた。米ベーカー・ヒューズが発表する米石油掘削リグの稼働数は原油生産量の維持に必要な水準とみなされている440基を下回って減少を続けており、近々減産が始まると想定されている。米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通し(STEO)で、2025年の米原油生産見通しを前月の日量1342万バレルから1337万バレルまで下方修正したことも支援要因。 時間外取引で8月限は売り優勢。一時67.33ドルまで弱含んだが、通常取引開始を控えて切り返した。通常取引が始まると買い戻しが強まり、68.91ドルまで上昇。ただ、高値からはやや押し戻されて引けた。 MINKABU PRESS