外為サマリー:146円40銭台まで上昇後は伸び悩む、豪中銀の政策金利据え置きが波及

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為替

 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円09銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=171円44銭前後と同92銭程度のユーロ高・円安で推移している。
	
 トランプ米大統領が日本や韓国などに対して新たな関税率を通知したことを受け、米国内でのインフレ懸念が広がり、ドル買いを誘発した。東京時間では日本の輸入企業による実需のドル調達観測も手伝って、午前中にドル円は一時146円40銭台まで上伸した。トランプ米政権により貿易問題が再びクローズアップされることとなり、日銀が利上げに動きにくくなるとの思惑も強まったようだ。その後、オーストラリアの中央銀行が政策金利の据え置きを発表すると、豪ドルに対してドルが急落。ドル円相場にも影響が波及し、上値を圧迫する要因となった。ドル円は午後に再び145円台で推移する場面があった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1735ドル前後と同0.0009ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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