ソフトバンクGが続落、ナスダック安と米アーム株急落で利食い誘発◇
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ソフトバンクグループ<9984.T>が続落。前日の米国株市場ではハイテク株への利益確定売りが表面化し、半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1.9%安に売られた。米国の人工知能(AI)関連や半導体関連の動向と株価連動性が高い同社株には向かい風となっている。加えて前日の米株市場では、同社傘下で半導体設計を手掛けるアーム・ホールディングス<ARM>が5.3%安と急落しており、これがネガティブ材料視されている。ソフトバンクGは6月下旬に1万円大台に乗せ、直近時価総額でもファーストリテイリング<9983.T>を上回りプライム市場第6位に浮上しているが、一本調子に上昇した反動で、目先利益確定売りを誘発しやすいタイミングでもあった。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS