株価指数先物【昼】 +1σ水準で下げ渋る動き
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日経225先物は11時30分時点、前日比120円安の3万9650円(-0.30%)前後で推移。寄り付きは3万9760円と、小幅に下落して始まった。直後に3万9840円とプラス圏を回復する場面もみられたが、現物の寄り付き時には下落に転じており、中盤にかけて3万9540円まで下げ幅を広げる場面もみられた。終盤は3万9580円~3万9650円辺りでの保ち合いを継続している。 日経225先物は寄り付き直後にプラス圏を回復したが、積極的なロングの動きは限られるなかで、中盤にかけて軟化し、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9610円)を割り込む場面もみられた。ただ、下へのバイアスも強まらず、売り一巡後は+1σ水準で下げ渋る動きをみせている。オプション権利行使価格の3万9500円から3万9875円でのレンジで推移するなかで、+1σでの底堅さがみられるようだと、短期的なリバウンドを狙ったロングが入りそうだ。 NT倍率は先物中心限月で14.07倍と横ばいで推移。一時14.04倍に低下する場面もみられたが、200日移動平均線(14.04倍)が支持線として意識されている。ただし、東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下げに転じており、NTショートを仕掛けてくる動きが入りやすいだろう。 株探ニュース