<動意株・7日>(前引け)=ワイヤレスG、マックハウス、ニューテック
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ワイヤレスゲート<9419.T>=大幅高で年初来高値更新。同社は4日取引終了後、訪日外国人観光客や国内旅行者向けに、国内で利用可能な500メガバイトの無料eSIMを企業が無料配布できる新サービス「WG FREE eSIM」の提供を開始したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。WG FREE eSIMは、店舗や企業が自社のマーケティング施策の一環としてeSIMを無料配布し、利用者が通信容量を追加購入(リチャージ)することで、その売り上げの一部が企業に還元される成果報酬型の仕組みを採用。これにより、旅行者のための無料データ通信を販促ツールとして活用しながら、新たな収益源の創出が可能になるとしている。 マックハウス<7603.T>=物色人気にカイ気配。カジュアル衣料を全国チェーン展開するが、業績は売り上げが苦戦するなか損益も営業赤字が続いている状況で、新規参入による業容拡大など新境地開拓への思惑も浮上しやすくなっている。そうしたなか、前週末4日取引終了後に画像認識プラットフォームを核としたAIソリューションサービスを展開するトリプルアイズ<5026.T>の子会社で暗号資産マイニング国内トップのゼロフィールド(東京都港区)と、暗号資産事業に関する基本契約を締結したことを発表した。これを材料視する形で投資資金が集中している。 ニューテック<6734.T>=急伸。一時、344円高の1986円まで買われ年初来高値を更新した。同社は前週末4日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表。売上高が前年同期比2.0倍の14億4300万円、純利益が4.3倍の7000万円になった。同社はストレージや周辺機器の製造開発や販売を手掛ける。堅調な業況を評価した買いが入ったようだ。新製品のMAGNAシリーズを含めRAID(レイド)が好調に推移し、ストレージ本体と周辺機器の売上高が前年同期と比べて大きく伸びた。医療関連品のキッティングも伸長した。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS