ショーケースが一時14%高、電話自動応答サービスにオンライン本人確認サービス提供◇
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ショーケース<3909.T>が急反発し一時前日比48円(13.9%)高の394円に買われる場面があった。きょう付の日本経済新聞朝刊で「日本証券業協会は7月半ばにも、不正アクセス防止に関するガイドラインの見直し案を示す。指紋や顔認証を使った生体認証など高いセキュリティーを備えた多要素認証を口座へのログイン時や出金時に必須にする」と報じられており、オンライン本人確認/eKYCツールを手掛ける同社にも思惑的な買いが入ったようだ。 また同社は3日、自社のオンライン本人確認サービスがうるる<3979.T>の電話自動応答サービス「fondesk IVR」に導入されると発表しており、これも手掛かり材料視されている。ショーケースによると、電話自動応答サービスは本人確認の厳格化が求められている一方、多くのオンライン本人確認サービスは導入コストが大きく、費用対効果の面で課題がある。同社は対象ユーザーを限定し、一定条件を満たしたユーザーに対してのみ本人確認を実施することで、法令に準拠しつつ低価格なサービスを実現したと説明する。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS