「親子上場」が13位にランクイン、3日もキユーピーによるアヲハタの完全子会社化など発表される<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が13位にランクインしている。

 東京証券取引所が23年12月に「従属上場会社における少数株主保護の在り方等に関する研究会」の取りまとめを発表して以降、親子上場解消に向けた動きが加速している。先行して親子上場解消の動きを見せた日立製作所<6501.T>に続き、NEC<6701.T>や富士通<6702.T>も解消を図り、今年に入ってもイオン<8267.T>が2月28日、グループでショッピングセンターの開発・運営を手掛けるイオンモールとグループの商業施設を中心に施設管理を行うイオンディライト<9787.T>の2社を完全子会社化すると発表。5月にはNTT<9432.T>がNTTデータグループ<9613.T>の、三菱商事<8058.T>が三菱食品<7451.T>の完全子会社化を目指したTOBを発表しており、親子上場解消の動きが進む。

 7月3日には、キユーピー<2809.T>がアヲハタ<2830.T>を、ワールド<3612.T>がナルミヤ・インターナショナル<9275.T>をそれぞれ株式交換により完全子会社化すると発表しており、親子上場解消の動きは更に強まるとみられている。それに伴い親子上場解消を狙ったTOBを期待した思惑的な動きも強まっており、引き続きテーマとしての「親子上場」には注目が集まりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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