株価指数先物【昼】 スキャルピング中心での狭いレンジの推移

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の3万9820円(+0.25%)前後で推移。寄り付きは3万9960円と、シカゴ日経平均先物先物清算値(4万0120円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。直後につけた4万円を高値にショート優勢の動きとなり、現物の寄り付き後ほどなくして、3万9710円と下落に転じる場面もみられた。ただし、下へのバイアスは強まらず、中盤にかけて3万9940円まで戻した後に、終盤にかけて3万9800円を割り込むなど、狭いレンジでの推移になった。

 4日の米国市場が独立記念日の祝日で休場となるなかで海外勢のフローは限られており、スキャルピング中心での取引にとどまっているようである。4万円をキープできなかったことでその後はショートも入ったとみられるが、概ねオプション権利行使価格の3万9750円~3万9875円辺りでの推移である。ボリンジャーバンドの+1σ(3万9540円)を上回っての推移を継続するなかでは、ショートを仕掛けにくくさせるため、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で14.07倍に上昇した。一時14.01倍に低下する場面もみられたが、その後は200日移動平均線(14.04倍)を上回っての推移である。同線での底堅さが意識されるようだと、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。

株探ニュース

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