2日の米株式市場の概況、NYダウ10ドル安 ユナイテッドヘルスが売られる

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 2日の米株式市場では、NYダウが前日比10.52ドル安の4万4484.42ドルと5日ぶりに小反落した。6月のADP全米雇用リポートは、市場予想に反して非農業部門の雇用者数が減少し、米国景気の先行き懸念を強めた。ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>の下落もNYダウには重荷となった。半面、米国とベトナムの関税交渉で両国が合意に至ったとトランプ米大統領が投稿したことは全体相場の支えとなった。ナスダック総合株価指数は最高値を更新した。

 ユナイテッドヘルスのほかトラベラーズ<TRV>が売られ、マクドナルド<MCD>やコカ・コーラ<KO>が冴えない展開。オスカー・ヘルス<OSCR>やセンティーン<CNC>、ブライトビュー・ホールディングス<BV>が急落した。一方、ナイキ<NKE>が大幅高となり、キャタピラー<CAT>やシェブロン<CVX>がしっかり。オラクル<ORCL>が株価水準を大きく切り上げた。

 ナスダック総合株価指数は190.24ポイント高の2万0393.12と反発した。アップル<AAPL>やアルファベット<GOOGL>、エヌビディア<NVDA>が堅調。テスラ<TSLA>が値を上げ、ヴェリント・システムズ<VRNT>とコンステレーション・ブランズ<STZ>が高い。一方、メタ・プラットフォームズ<META>は冴えない展開。インテル<INTC>とマーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>が下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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