タマホームが後場に強含む、25年5月期営業利益は計画上振れで着地
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タマホーム<1419.T>は後場に強含んでいる。同社は2日午前11時30分、25年5月期の連結業績に関し、営業利益と最終利益が計画を上振れして着地したようだと発表した。SMBC日興証券が1日付でタマホームについて目標株価3600円で新規にカバレッジを開始していたこともあって、株価は朝方から底堅く推移していたが、前期業績に関する公表を受けた買いが入ると一段高となった。 前期の売上高は計画を62億円下回る2008億円(前の期比18.9%減)で着地する格好となった一方、営業利益は計画に対し1億円上振れして41億円(同67.4%減)、最終利益は7000万円上振れして14億7000万円(同83.2%減)となったもよう。着工準備期間の長期化などにより引き渡し棟数が計画を下回った半面、利益率が計画を上回った。配当予想は据え置く。SMBC日興証券は受注棟数の回復には時間を要するとの見方を示す一方、26年5月期の配当は維持・増配計画が期初時点では示される可能性が高いと指摘。投資評価は3段階で真ん中の「2」としている。 出所:MINKABU PRESS