外為サマリー:143円50銭台へ下落、日銀短観は市場予想上回る

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為替

 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円56銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=169円37銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前8時時点では143円90銭前後で推移していたが、午前9時過ぎには143円60銭前後まで下落した。前日発表された米6月シカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回り、米国の早期利下げ観測が強まった。また、この日発表された日銀の6月企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス13だった。3月のプラス12から改善し、市場予想(プラス10)を上回った。市場には日本企業の景況感は予想以上に堅調との見方が浮上し、ドル売り・円買い要因となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1797ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS

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