ビーウィズ、前期経常を30%下方修正
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ビーウィズ <9216> [東証P] が6月30日大引け後(18:10)に業績修正を発表。25年5月期の連結経常利益を従来予想の14.4億円→10億円(前の期は25.2億円)に30.3%下方修正し、減益率が43.0%減→60.3%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→1.5億円(前年同期は11.3億円)に73.6%減額し、減益率が47.7%減→86.2%減に拡大する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年5月期通期連結業績予想につきましては、2025年1月10日に開示いたしました修正計画における想定よりも、公共案件の縮小分について、DXに優位性を持つ当社の強みを活かし、スマートライフ(金融・通信・流通)等の分野での巻き返しを図りましたが、加速の途上で期末を迎えたこと、2025年5月末時点の株主数が想定よりも増加したことに伴い株主優待引当金繰入額が増加したこと、特定の拠点や無形固定資産に対する減損損失を計上する予定であることを踏まえ、各段階利益のいずれも、前回公表の数値を下回る予想としております。また、配当予想につきましては、前回公表の予想数値どおり1株当たり77円を予定しております。なお、当社は、2025年5月29日に「業績回復に向けた短期プラン」を開示しておりますが、2026年5月期以降に向けて、利益確保を最優先として足元の業績回復に向けた取り組みを開始しております。具体的には、拠点総席数の最適化による需給ギャップの解消や、人材再配置による間接人件費の最適化、Omnia LINK外販を始めとした当社の優位性を最も発揮できる領域への営業リソースの集中や営業力強化等を通じ、業績回復に向けた基盤づくりを進めております。これらの取り組みの期待効果を含めた2026年5月期の業績予想については、2025年7月11日に開示を予定しております。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。