10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 29社【スタンダード】編 <割安株特集>

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コラム

 少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

 東証スタンダード上場企業では793銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

 下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期経常利益が前期比50%以上増益、(4)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは27日現在)

 27日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

          最低投資  ┌ 経常利益┐    
コード 銘柄       金額  増益率  今期   PBR
<9980> MRKHLD   8600   57.6  1100  0.58
<8202> ラオックス   16100   179   630  0.68
<1840> 土屋HD    23300   212   580  0.49
<7277> TBK     29100   224  1000  0.29
<6428> オーイズミ   32500   775   630  0.40

<9268> オプティマス  34600   232  3800  0.99
<6629> Tホライゾン  35300   171   950  0.47
<7442> 中山福     40900   58.9   780  0.36
<7590> タカショー   42400   388   405  0.59
<1848> 富士PS    47100   51.6  1290  0.68

<2796> ファマライズ  50000   592   941  0.85
<4234> サンエー化研  55200   161   230  0.26
<6470> 大豊工業    56600   153  2300  0.23
<6858> 小野測器    59800   207   650  0.40
<9827> リリカラ    62000   934   900  0.99

<6778> アルチザ    65700   731   374  0.89
<7212> エフテック   68000   103  6200  0.25
<3571> ソトー     68800   1448   480  0.59
<7266> 今仙電機    69300   135  1200  0.28
<1420> サンヨーH   69600   54.2  1800  0.51

<7885> タカノ     72300   61.0   850  0.34
<2877> 日東ベスト   73100   76.5   900  0.55
<8416> 高知銀     75400   55.2  1900  0.17
<3173> コミニックス  83600   70.9   962  0.73
<7297> カーメイト   84200   136   890  0.40

<7514> ヒマラヤ    86200   131  1000  0.65
<3222> USMH    91300   77.5  10900  0.88
<1768> ソネック    93500   61.2  1188  0.75
<7435> ナ・デックス  96500   113  1900  0.43

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。

株探ニュース

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