【今週読まれた記事】日経平均4万円奪回!“エッジAI”で爆増するAI半導体需要
投稿:
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は6月21日から27日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 かなり意外な展開になりました。先週末時点では、イランとイスラエルの衝突に対する米国の介入が相場の焦点でした。そして21日、米国はイランの核施設に攻撃を実施。米軍基地へ報復攻撃を行い、中東情勢の泥沼化が心配される状況で今週の日本株市場がスタート。しかしこの日の引け値は前週末比49円安と、拍子抜けするほど底堅い展開となりました。思えば賢い投資家達は、この時点で米軍の攻撃が早期の沈静化を狙うパフォーマンスに近い行動だったのではと疑っていたのかもしれません。米国の攻撃がイラン核施設の重要部分を意図的に破壊せず、イランの報復も事前通告があったことなどが報道されるとともに、イランとイスラエルは停戦に合意。地政学リスクが急速に低下したことで相場は新たな局面を迎えました。 中東情勢に代わって今週の主役となったのは半導体関連でした。米エヌビディアの株価が過去最高値を更新し、再び関連銘柄に大きな注目が集まっています。日経平均株価は主力ハイテク大型株に買いが集まり4連騰。週末終値は前週末比1747円高の4万0150円と4万円大台を奪回、約5ヵ月ぶりの年初来高値更新となりました。株探ではこの日引け後に「【緊急インタビュー】日経平均4万円台回復、今後の展望は? 三井住友DSアセット・市川氏に聞く」を配信。三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト 市川雅浩氏に4万円奪回後の展望について伺いました。 なぜいま再びエヌビディアが買われているのでしょうか。それは、端的に言えばAI(人工知能)半導体需要がいまだに増え続けているからです。一時期、生成AIの計算コストが想定よりも少なく済み、データセンターなどの巨額設備投資が“過剰”となる恐れが取り沙汰されました。しかしAI開発が進み、より本格的なサービス・製品が登場するにあたってAI半導体の需要はうなぎ登りに増えていくという見通しが明らかになってきました。その筆頭が、AIの計算を大規模サーバーだけに頼るのではなく、ロボットや端末などの“エッジ(端)”に搭載したAIで処理するという「エッジAI」です。「超絶AI旋風再び、大化けの卵『エッジAI関連』最強選抜5銘柄 <株探トップ特集>」は、この分野で国内株に投資するなら外せない“最強”有望株を5銘柄選出。見事アクセスランキングの首位に輝きました。 AI関連の記事では、生成AI開発に必須となる「ビッグデータ」をクローズアップした「AI時代の原動力、新法制定追い風に『ビッグデータ関連』が動き出す <株探トップ特集>」も多くの方に読まれ15位にランクイン。そのほか投資テーマ関連では以下の記事が上位ランキング入りとなっています。 普及加速局面へ突入、「AIエージェント元年」躍動する有望株に照準 <株探トップ特集> 沖縄経済の起爆剤に、「ジャングリア」開業で潤う銘柄群を徹底追跡! <株探トップ特集> 骨太の方針明記で活躍本番へ、国策追い風に大跳躍「医療DX」関連株 <株探トップ特集> 「造船」が16位、政府が国立造船所の建設検討との報道で<注目テーマ> エヌビディアが上場する“本家”米国株はどうでしょうか。NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500の主要3指数は揃って最高値圏にあり、絶好調に見えます。ただ、米ビッグテックへの投資一辺倒のスタンスは、これまでのような投資成果を上げることは難しいと指摘する声もあります。人気相場コラム「脱エヌビディアと国際分散投資が成功のカギ<今中能夫の米国株ハイテク・ウォーズ>」の今中氏は、米国の現状を「トランプ政権による自国第一主義によって内向きに閉じつつある」と分析し、「視野を広げて国際分散投資を進めるべき局面を迎えているのではないか」と述べています。記事では様々な分野の米国株に加え、更に世界に目を向けて有望銘柄を紹介。多くの支持を集めランキング上位入りとなりました。 相場コラムは今週も大人気となっています。「好業績×自社株買い実施×増配」の“好感度3点セット”を持つ銘柄を列挙した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─上昇街道ひた走る増配銘柄に狙いを定める!」は今週もトップ10入り。<相場観特集>では第一線で活躍する市場関係者2氏に見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。 【杉村富生の短期相場観測】 ─猛暑に負けるな!強い銘柄を攻める! 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】中小型のAI関連などテーマ性ある銘柄に注目 富田隆弥の【CHART CLUB】 調整を挟みながら4万円を指向 桂畑誠治氏【緊迫化する中東情勢、ずばり夏相場の展望を探る】(1) <相場観特集> 笹木和弘氏【緊迫化する中東情勢、ずばり夏相場の展望を探る】(2) <相場観特集> スクリーニング特集では、26年3月期に数年ぶりに最高益更新を見込む“復活銘柄”にスポットライトを当てた「最高益【復活】銘柄リスト〔第1弾〕30社選出 <成長株特集>」がランキング2位を獲得。木曜日に配信した「最高益【復活】銘柄リスト〔第2弾〕33社選出 <成長株特集>」も大きな注目を浴びてスピードランクインしています。<成長株特集>では先週配信した「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第4弾 38社選出 <成長株特集>」が2週連続の上位ランキング入りとなりました。 <割安株特集>では、今から買って月末の配当権利がもらえる高利回りリストの「まだ間に合う、6月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」がトップ10入りしたほか、以下の記事も定番人気で上位入りとなっています。 【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 6月25日版 10万円以下で買える、高ROE&低PER 25社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、高ROE&低PER 32社【スタンダード】編 <割安株特集> 今週の株探プレミアムコラムは「個人投資家大調査-2025」のアンケート回答者へのインタビューを基に“投資の経験はそれほど長くはないが、将来は億トレ間違いなし!と期待できる投資家”にフォーカスした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」の新作を2本配信。今回登場するのは「イベント&バリュー」戦略で元本を40倍にまで膨らますことに成功した“ジンジバリスさん(ハンドルネーム)”さんです。第1回「『あ~勘違い』の割安・お宝銘柄狙いで元本は40倍~パート1」では、勝率の高さからジンジバリスさんの“鉄板”となっているイベント狙いの投資手法に注目。一時的に割安となった銘柄を狙ってリターンを着実に積み上げる“勝ち技”に迫ります。 “ジンジバリスさん”編の最終回「『あ~勘違い』の割安・お宝銘柄狙いで元本は40倍~パート2」では、カタリスト(株価変動のきっかけ)に着目した投資戦略を紹介。特殊要因によるPER(株価収益率)の急低下や、日経平均構成銘柄の「定期見直しイベント」で発生した“一時的な需給の歪み”を利用した短期的なリターン獲得テクニックについて詳細に解説していきます。 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。“過去25期分”の業績や「成長性」「収益性」といった指標の表示、サプライズ決算の“超速報”など、投資に有用な情報が満載の株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月20日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月23日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月24日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月25日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月26日発表分) ★本日の【サプライズ決算】速報 (06月23日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (06月25日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (06月26日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (06月27日) ※24日は「該当銘柄なし」 株探ニュース