26日の米株式市場の概況、NYダウ404ドル高 利下げ観測追い風にナスダックは年初来高値更新

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 26日の米株式市場では、NYダウが前日比404.41ドル高の4万3386.84ドルと反発。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長を早期に指名することを検討していると米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。利下げ観測が強まるなかで、次期議長のもと、緩和的な金融政策が講じられるとの思惑が広がった。相互関税の一部に関する猶予期限が7月から先延ばしになるとの期待感も高まり、株買いを誘った。ナスダック総合指数は年初来高値を更新した。

 キャタピラー<CAT>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、ナイキ<NKE>が買われ、ホーム・デポ<HD>やスリーエム<MMM>がしっかり。H.B.フラー<FUL>とマコーミック<MKC>が高く、アキュイティー・ブランズ<AYI>が急伸した。一方、ウォルマート<WMT>やメルク<MRK>が軟調だった。

 ナスダック総合株価指数は194.36ポイント高の2万0167.91と4日続伸。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOGL>が買われ、エヌビディア<NVDA>が底堅く推移。メタ・プラットフォームズ<META>が高く、ミラーノル<MLKN>が株価水準を大きく切り上げた。半面、アップル<AAPL>が小安く、トレード・デスク<TTD>やクレイトス・ディフェンス&セキュリティ・ソリューションズ<KTOS>が値を下げたほか、エクイニクス<EQIX>が下値を模索。ビット・デジタル<BTBT>とアルティミュン<ALT>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

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