エプコ、上期経常を一転70%増益に上方修正、通期も増額
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エプコ <2311> [東証S] が6月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の4100万円→2億0900万円(前年同期は1億2300万円)に5.1倍上方修正し、一転して69.9%増益見通しとなった。 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の4億6200万円→5億3100万円(前期は4億4100万円)に14.9%上方修正し、増益率が4.8%増→20.4%増に拡大する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 1.修正の理由業績予想の主たる修正要因は下記の2点であります。(1)再エネサービスの受注拡大脱炭素社会の実現に向けて太陽光発電・蓄電池等の設置需要が高まりを見せる中、子会社の株式会社ENE’sにおいて当第2四半期(2025年4月1日~6月30日)に期首の想定を上回る太陽光パネル関連工事を受注したことにより、再エネサービスの当第2四半期累計期間の売上高、営業利益が計画を超過する見通し(売上高+503百万円、営業利益+154百万円)となりました。 また、第3四半期以降は期首において需要の増加を織り込んだ計画としているため、従来の計画通りに推移する見込みです。(2)持分法適用関連会社の異動2025年6月12日に開示しました「持分法適用関連会社の異動(出資持分の譲渡)及び特別利益の計上に関するお知らせ」のとおり、持分法適用会社である班皓艾博科新能源設計(深セン)有限公司(以下、バンハオエプコ)について、当社グループが当第2四半期においてバンハオエプコ株式の一部を売却したことに伴い、持分法適用会社から除外されることから、バンハオエプコ持分法投資損益に関して下記のとおり予想数値を修正いたしました。結果、当第2四半期累計期間においては持分法投資損益が+33百万円の上方修正となる一方、第3四半期以降は計画から▲99百万円の減額修正となる見通しです。なお、売却による持分譲渡益約10百万円(概算額)は当第2四半期に特別利益として計上する見込みです。(単位:百万円)バンハオエプコ持分法投資損益 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通期前回発表 ▲37 ▲39 ▲41 140 22今回修正 ▲43 0 0 0 ▲43増減 ▲ 5 +39 +41 ▲140 ▲66以上の理由から、当社グループの2025年12月期第2四半期累計期間及び通期の各段階利益は当初計画を上回る見通しです。2. 2025年12月期における配当予想当社の配当方針に基づき安定的な配当を実施するべく、第2四半期末及び期末における1株当たり配当予想額(第2四半期末:14円、期末:18円、合計32円)は据え置きとする方針です。※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて当社が判断したものであり、実際の業績等は、様々な要因により異なる結果となる可能性があります。