25日の米株式市場の概況、NYダウ106ドル安 ナスダックは3日続伸
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25日の米株式市場では、NYダウが前日比106.59ドル安の4万2982.43ドルと4日ぶりに反落した。イランとイスラエルの停戦合意を受けたリスク選好ムードは続いたものの、主力株の一角に利益確定売りが出た。もっともエヌビディア<NVDA>が頑強ぶりを発揮し最高値を更新するなど、ハイテク株は総じて堅調だった。 ビザ<V>やマクドナルド<MCD>、トラベラーズ<TRV>が売られ、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やハネウェル・インターナショナル<HON>が冴えない展開。フェデックス<FDX>が下値を探り、トリッド・ホールディングス<CURV>が安い。半面、JPモルガン・チェース<JPM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、アムジェン<AMGN>は堅調推移。イーライ・リリー<LLY>が値を上げ、ブラックベリー<BB>とクアンタムスケープ<QS>が急伸した。 ナスダック総合株価指数は61.01ポイント高の1万9973.55と3日続伸した。アルファベット<GOOGL>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が上伸し、コインベース・グローバル<COIN>が株価水準を切り上げた。一方、メタ・プラットフォームズ<META>やテスラ<TSLA>が売られ、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調。フォルテ・バイオサイエンシズ<FBRX>が急落した。 出所:MINKABU PRESS