反発、イラン議会がIAEAとの協力停止法案を承認=NY原油概況

投稿:

先物

NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=64.92(+0.55 +0.85%)

 イランと米国の軍事衝突が一時的だったことや、イラン・イスラエル戦争の終結を背景とした売りが一巡し、買い戻しが優勢となった。イラン議会が国際原子力機関(IAEA)との協力を停止する法案を承認したことも戻りを後押しした。国家安全保障最高評議会やイラン最高指導者のハメネイ師の判断次第では、この法案は成立する見通し。イランが核拡散防止条約(NPT)から脱退する可能性も意識されている。

 時間外取引で8月限は堅調だったが上値は伸びず、64.51ドルまで上げ幅を縮小。通常取引開始後は買い戻しが強まり、66.03ドルまで上昇。ただ、高値からは押し戻されて引けた。

MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。