外為サマリー:145円00銭前後で推移、下値には買い流入で値を戻す

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為替

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円03銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=168円51銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では144円90銭前後で推移していたが、午前11時過ぎには144円60銭前後のドル安・円高水準に振れた。この日、日銀の田村直樹審議委員が日銀の物価目標の実現や物価の上振れリスクが高まった場合は、「不確実性が高い状況にあっても、果断に対応すべき場面もあり得る」と発言し、これがドル売り・円買い要因に働いた。ただ、その後はドルの下値には買いが流入し午後2時過ぎには145円台に値を戻した。今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の米下院での証言が予定されており、やや様子見姿勢も強まった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1618ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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