アルプスアルパインが4連騰で75日線越え、旧村上ファンド系アクティビストが株式買い増し

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 アルプスアルパイン<6770.T>が4連騰、1400円台後半に歩を進めている。マドを開けての陽線形成で中期波動の上値抵抗ラインとして意識されていた75日移動平均線を上抜いた。旧村上ファンドの流れを汲むアクティビストであるエスグラントコーポレーションが24日に関東財務局に提出した変更報告書で、同社株について野村絢氏、南青山不動産を合わせた共同保有分が従来の17.21%から18.23%に上昇したことが判明した。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としており、これを受けて株式価値向上に向けた思惑が株高を後押しする格好となった。アルプスアルパインは電子部品メーカー大手で家電や情報機器向けで高い商品競争力を誇る。配当利回りが4%強と高い一方、PBRが0.7倍台と解散価値を大きく下回っており、その修正に向けた経営戦略への期待が買いを誘導している。

出所:MINKABU PRESS

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