DWTIが反発、フックス角膜内皮変性症治療剤のグローバル第3相臨床試験で被験者への投与完了
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デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>が反発している。前週末20日の取引終了後、フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」について、ライセンスアウト先の興和(名古屋市中区)からグローバル第3相臨床試験における被験者への投与が完了したとの連絡を受けたと発表しており、好材料視されている。 フックス角膜内皮変性症は、病態の進行に伴い角膜内皮障害に至る疾患。重度の視覚障害を有する角膜内皮疾患のこれまでの治療法は角膜移植であることから、有効な治療剤の開発が望まれている。 今回のグローバル第3相臨床試験における被験者への投与完了により、進行中である2つのグローバル第3相試験での被験者投与が全て完了したことになる。なお、同件による25年12月期業績予想の変更はないとしている。 出所:MINKABU PRESS