アドテストは売り優勢、中東リスクを背景に米半導体株安が重荷

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 アドバンテスト<6857.T>は中東リスクを背景とした全体軟調地合いに引きずられ売り優勢の展開。6月に入ってからは上値指向が強く、全体相場の牽引役として存在感を示した。前週末も一時546円高の9977円と1万円大台を目前に捉える場面があった。一方、目先は日経平均先物主導のインデックス売りの影響が反映されやすく、高値警戒感も意識されるなかで利益確定売り圧力が拭えない。前週末の米国株市場では、トランプ米政権の高官が大手半導体メーカーに対し、対中国で米国製半導体製造装置を活用しやすくするための規制免除を撤回する意向を伝えたと報じられ、これが半導体セクターの株価に重荷となった。前週末はエヌビディア<NVDA>も反落しており、東京市場でも同社に半導体テスターを納入するアドテストをはじめ半導体製造装置関連株に逆風となっている。

出所:MINKABU PRESS

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