話題株ピックアップ【夕刊】(3):ブライトパス、WTOKYO、HPCシス
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■ブライトパス・バイオ <4594> 48円 +5 円 (+11.6%) 本日終値 ブライトパス・バイオ<4594>が続急伸19日の取引終了後、同社のがん治療用二重特異性抗体BP1212に関する試験データを、フランス・リヨンで開催された学会「IRCI 2025」で発表したことを明らかにしており、好材料視された。今回の発表は、「Nature」「Cell」「Science」などの科学誌の編集者及び世界中の研究者が集うがんと免疫領域における国際的に権威あるカンファレンスで行われたもので、有効性、安全性などについての知見を盛り込み、医薬品としての可能性をより踏まえた内容となったとしている。 ■W TOKYO <9159> 1,799円 +184 円 (+11.4%) 本日終値 W TOKYO<9159>は動意。19日取引終了後、日本アジア投資<8518>と業務提携すると発表した。両社が取り組む地方創生や海外事業においてシナジー創出を目指す。東京ガールズコレクション(TGC)の地方開催やアジア圏を中心とした海外での開催、TGCの商標を活用した事業のほか、両社が組成・運営するファンドの投資先企業との事業連携などを図っていく。これが材料視された。 ■HPCシステムズ <6597> 2,217円 +172 円 (+8.4%) 本日終値 HPCシステムズ<6597>が大幅続伸し連日の年初来高値更新となった。19日の取引終了後、25年6月期の期末一括配当予想を26円から28円へ増額修正したことが好感された。なお、前期は25円だった。 ■サイオス <3744> 424円 +25 円 (+6.3%) 本日終値 サイオス<3744>が上昇加速。前週11日に商い急増のなか上ヒゲで464円まで買われ年初来高値を更新したが、波状的な投資資金の攻勢が続いており、再び新値街道に突入する勢いをみせている。OSS(オープンソースソフトウェア)をコアテクノロジーにクラウド開発やシステム障害回避ソフトの開発を手掛けるが、人工知能(AI)分野には早くから経営資源を投入して研究開発を進めている。米株市場ではAIハイパースケーラーを提供するコアウィーブが短期間で株価を4倍化させるなどAI関連株の人気が再び顕著となっている。ここにきて東京市場でも、米国株市場の地合いを引き継いでAI関連株への物色人気がにわかに盛り上がっており、同社株もその流れに乗っている。 ■ピアズ <7066> 680円 +39 円 (+6.1%) 本日終値 ピアズ<7066>が急反発した。同社は19日の取引終了後、ベルフェイス(東京都港区)から、金融機関や証券会社に数多く導入されているオンライン商談システム「bellFace」に関する事業を取得することで基本合意したと発表。これを好感した買いが入ったようだ。通信業界を主要な顧客としてオンライン接客事業を展開してきたピアズは、金融分野へと収益基盤の拡大を狙う。bellFaceに関する事業を分割、新設した会社の株式をピアズが取得する形で、諸条件は今後の交渉で決める。 ■ピーバンドットコム <3559> 568円 +19 円 (+3.5%) 本日終値 ピーバンドットコム<3559>が3日ぶりに反発。同社は19日取引終了後、電子回路の設計初期に必要なブロック図を自然言語から自動生成する新サービスをリリースしたと発表。これが材料視されたようだ。新サービス「AIブロック図生成」は、ユーザーが「バッテリー駆動のLED制御回路」「BLE(Bluetooth Low Energy)通信を使った温湿度センサーモジュール」などの構想をテキストで入力するだけで、人工知能(AI)が即座にブロック図を提案するツール。設計スキルがなくても利用でき、初心者だけでなく開発経験者にとっても作業効率が向上するという。 ■エアークローゼット <9557> 483円 +13 円 (+2.8%) 本日終値 エアークローゼット<9557>が高い。19日の取引終了後、ドレスレンタルサービス「airCloset Dress」(略称「エアクロドレス」)で浴衣のレンタル提供を開始したと発表しており、好材料視された。「airCloset(エアークローゼット)」は、普段着を中心に展開する月額制ファッションレンタルサービス。同社では、日常だけではなく、特別な日までの幅広いライフシーンをファッションレンタルで彩りたいという想いのもと、取り扱いアイテムやオケージョン領域の拡大を図っており、今回の浴衣レンタルは結婚式やパーティー向けドレス、卒業式や入学式向けのセレモニースタイルに続き、利用シーンを更に広げる取り組みとして、業績への貢献が期待されている。 ■ヘッドウォータース <4011> 4,030円 +90 円 (+2.3%) 本日終値 ヘッドウォータース<4011>が5連騰。19日の取引終了後、富士通<6702>と共同でAIアバターによるプレゼンテーション及び質疑応答を自動化する「Fujitsu AI Auto Presentation」を開発したと発表したことが好感された。同機能は、富士通が提供するAIサービス「Fujitsu Kozuchi」のコア技術である、AIアバターによるプレゼンテーション及び質疑応答の仕組みを発展させ、「Microsoft365 Copilot」向けの宣言型エージェントとして開発したもの。ユーザーは「Microsoft365 Copilot」とのチャットを通じて、ユーザー自身の顔や声を模したAIアバターを作成することができ、更に言語とプレゼンテーション資料を指定するとAIが説明文を自動生成し、AIアバターによるプレゼンテーションを実行するという。なお、今後は「Microsoft Teams」や「Microsoft PowerPoint」のアプリケーションからシームレスに利用可能とする予定だ。 ■GVA TECH <298A> 575円 +12 円 (+2.1%) 本日終値 GVA TECH<298A>が4日ぶりに反発。19日の取引終了後、法務オートメーション「OLGA(オルガ)」から、AIを活用して変更覚書を作成する「AI変更覚書」をリリースしたと発表しており、好材料視された。「OLGA」は、法務部門及び事業部門の法務業務における業務効率化を実現する、AIを搭載した統合型のプロダクト。従来、契約書の変更覚書の作成には、元の契約書や過去の類似案件を参照する手間や契約当事者名・契約締結日・署名欄などの定型的な情報の転記ミスなどの課題が生じていたが、「AI変更覚書」機能の搭載により、チャットの誘導に従い元の契約書と変更したい内容を指示するだけで、AIで簡単に変更覚書のドラフトを作成することができるようになるとしている。 ■アソインターナショナル <9340> 596円 +10 円 (+1.7%) 本日終値 アソインターナショナル<9340>は高い。19日取引終了後、25年6月期の期末配当予想について10円から11円に増額修正すると発表。これが好感された。あわせて、サイバーセキュリティー事業などを手掛けるデジタルデータソリューション(東京都港区)と、全国の歯科医院向けデジタルデータの保証・保守サービスなどで業務提携すると発表。また、歯科矯正治療のオンライン診療サポートや歯科矯正オンラインカルテを提供するBrace(ブレイス、東京都渋谷区)へ出資することを明らかにした。 ●ストップ高銘柄 アイデミー <5577> 973円 +150 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値 セキド <9878> 1,077円 +150 円 (+16.2%) ストップ高 本日終値 など、6銘柄 ●ストップ安銘柄 TENTIAL <325A> 5,480円 -1,000 円 (-15.4%) ストップ安 本日終値 以上、1銘柄 株探ニュース