外為サマリー:一時145円40銭台に上昇、リスク回避ムード再燃でドル買い優勢

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為替

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円32銭前後と前日午後5時時点に比べ79銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=167円00銭前後と同4銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、イランとイスラエルの軍事衝突に伴い中東情勢が悪化するなか、トランプ米大統領が自身のSNSを通じてイランに無条件降伏を求めた。これを受け、投資家のリスク回避ムードが再燃。ドル買いを誘う要因となった。東京時間の午前8時台にドル円は145円40銭台に乗せる場面があった。一方、米ブルームバーグ通信が、大手銀行の米国債取引を制約している資本規制の緩和を計画していると報じた。これを背景に瞬間的に145円10銭台までドル安・円高に振れる場面があったが、すぐに持ち直した。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1492ドル前後と同0.0065ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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