セリアが急反発、創業家資産管理会社の株式売却意向踏まえ自社株TOB実施へ

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 セリア<2782.T>が3日ぶりに急反発した。同社は17日の取引終了後、自社株TOB(公開買い付け)の実施を発表した。創業家の資産管理会社で同社株を33.41%保有するヒロコーポレーションが、現金化を目的に1256万7900株(所有割合16.70%)を売却する意向を示しており、自社株TOBを通じて株式の流動性などに対する影響を抑える。買付価格は1株2000円と、前日終値2612円を下回るディスカウントTOBとなる。セリアは取得した自社株の処分などの方針について、現時点では未定としているが、大規模な消却に踏み切った際には1株利益を押し上げる効果をもたらすことから、投資家の買いを誘う格好となったようだ。取得株式数の上限は1256万8000株で、取得総額の上限は251億3600万円。買付期間は6月18日から7月15日までとする。

出所:MINKABU PRESS

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