話題株ピックアップ【夕刊】(3):ライトアップ、プロレド、アイリック
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■ライトアップ <6580> 2,347円 +309 円 (+15.2%) 本日終値 ライトアップ<6580>が大幅に4日続伸し、新値追いとなっている。同社はきょう、中小企業向け「人事7領域 AIエージェント構想」に着手すると発表しており、これが材料視されたようだ。この構想は、従業員の就労場面にあわせて人事領域を7つに分解し、それぞれに特化したAIエージェントとSaaSの開発・提供を段階的に進めるもの。第1弾として「採用」「面談」「育成」「定着」の4領域に対応するAIエージェント(開発済み)を提供するとしている。 ■プロレド・パートナーズ <7034> 646円 +77 円 (+13.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 プロレド・パートナーズ<7034>が大幅続伸。企業向けにコスト管理支援(ローコスト戦略)などのコンサルティングを手掛けており、成果報酬型コンサルを軸に近年では固定報酬型にも傾注している。また、投資事業でも実績を重ねている。16日取引終了後、25年10月期中間期(24年11月~25年4月)の決算を発表、営業利益は前年同期比77%増の24億5100万円と急拡大し、通期計画の20億4200万円を大幅に超過した。これを材料視する買いを呼びこんだ。 ■アイリック <7325> 805円 +87 円 (+12.1%) 本日終値 アイリックコーポレーション<7325>が急反発し年初来高値を更新した。16日の取引終了後、25年6月期の期末一括配当予想を20円から30円へ増額修正した。普通配当を25円へ引き上げるとともに、24年12月に「保険クリニック」の本格始動から25周年を迎えたことや、25年7月に創立30周年を迎えることを記念して記念配当5円を実施する。同時に、4月30日に発表したブロードマインド<7343>からの来店型保険ショップ「マネプロショップ」の事業譲受に関して、18日付で事業譲渡契約を締結すると発表した。同事業の店舗11店舗と既存の保険契約を7月1日付で譲り受ける。譲受価額は3億2784万円。なお、業績に与える影響は軽微としている。 ■アクセル <6730> 999円 +77 円 (+8.4%) 本日終値 アクセル<6730>が大幅続伸。16日の取引終了後に上限を22万5000株(自己株式を除く発行済み株数の2.05%)、または2億5000万円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は6月17日から10月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とし、株主への利益還元及び資本効率の向上を実現するために取得する。 ■ドリコム <3793> 576円 +38 円 (+7.1%) 本日終値 ドリコム<3793>が大幅続伸。この日、配信中の3DダンジョンRPG「Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)」について、中国の互愛互動(北京)科技(ワンダー・シネマズ・ゲームズ)とライセンス契約を締結したと発表しており、好材料視された。「Wizardry Variants Daphne」は、「Wizardry」シリーズ完全新作の3DダンジョンRPG。今回のライセンス契約締結により、これまで配信されていなかった中国大陸での「Wizardry Variants Daphne」配信が期待されている。 ■ユビテック <6662> 251円 +16 円 (+6.8%) 本日終値 ユビテック<6662>が後場動意。同社はきょう正午ごろ、「熱中症発症リスク判定システム、熱中症発症リスク判定プログラム及び熱中症発症リスク判定装置」について特許を取得したと発表。これが材料視されたようだ。この発明は、同社が手掛けている作業者の安全見守りサービス「Work Mate」の熱中症予兆検知機能に活用されているもの。同社は今後も「Work Mate」の更なる有効性・機能性の向上を目指すとともに、人工知能(AI)やデータを活用して専門的技術を高め「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開するとしている。 ■ピー・ビーシステムズ <4447> 536円 +31 円 (+6.1%) 本日終値 ピー・ビーシステムズ<4447>が反発。16日の取引終了後、丹青社<9743>の空間演出技術の実証拠点である「港南ラボ マークスリー[Mk_3]」で、自社開発の3DVRシアター「MetaWalkers」の実証実験を開始すると発表しており、好材料視された。今回の取り組みは、丹青社の豊富な空間演出ノウハウと、PBシステムの「MetaWalkers」の空間体験を融合させ、新たな体験型コンテンツの可能性を検証することが目的。PBシステムは今回の取り組みを通じて「MetaWalkers」の持つ没入型体験のさらなる活用シーンを見出すとともに、丹青社との協業によって、将来的には展示会・販促イベント、博覧会、文化イベント、バーチャルイベントなど、丹青社が得意とする多様な空間分野における応用展開を視野に入れるという。 ■マイクロアド <9553> 453円 +25 円 (+5.8%) 本日終値 マイクロアド<9553>が続伸。この日の寄り前、日本における「TikTok Shop」の本格展開に備えて、企業のTikTokにおけるライブコマース参入・販促などを総合的に支援する子会社「UNIVERSE PULSE(ユニバース パルス)」を設立したと発表しており、好材料視された。同社は今年5月、TikTokライブコマースの運営代行事業を行う中国ピンスペースグループとの合弁会社IZULCAを設立したが、新会社はマイクロアドの有する膨大な消費行動データとIZULCAが持つ販売ノウハウとの連携を強みに、企業におけるTikTok Shopへの早期参入を円滑に後押しする。なお、25年9月期業績への影響は軽微としている。 ■ハウテレビジョン <7064> 2,327円 +126 円 (+5.7%) 本日終値 ハウテレビジョン<7064>が急伸。16日の取引終了後、7月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整備するとともに、投資家層の拡大を図ることが目的としている。 ■アクリート <4395> 1,001円 +52 円 (+5.5%) 本日終値 アクリート<4395>が大幅高で6日続伸。16日の取引終了後、SMSとLINEを活用した新たなメッセージ配信プラットフォームサービス「SMSコネクト for LINE」を7月をメドに提供開始すると発表しており、好材料視された。新サービスは、企業のサービス利用会員や、自治体の住民として登録された人の携帯電話番号がわかれば、1つの配信リクエスト処理でSMSとLINEのどちらにでもメッセージを配信することが可能になるサービス。これにより、従来はSMS、LINEそれぞれのシステムで個別にメッセージ配信を行っていた企業や自治体のメッセージ配信において、業務負荷の低減、及びメッセージ到達カバー率、到達確認及び配信業務手続きが改善されることになる。 ●ストップ高銘柄 マックハウス <7603> 535円 +320 円 (+148.8%) ストップ高 本日終値 エムビーエス <1401> 1,400円 +300 円 (+27.3%) ストップ高 本日終値 モンスターラボ <5255> 245円 +50 円 (+25.6%) ストップ高 本日終値 エス・サイエンス <5721> 422円 +80 円 (+23.4%) ストップ高 本日終値 インタートレード <3747> 468円 +80 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値 など、17銘柄 ●ストップ安銘柄 Synspective <290A> 1,104円 -300 円 (-21.4%) ストップ安 本日終値 以上、1銘柄 株探ニュース