中野冷がカイ気配のまま上昇、丸の内キャピタルによるTOB価格にサヤ寄せの動き◇

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 中野冷機<6411.T>がカイ気配のまま上昇。同社は16日の取引終了後、三菱商事<8058.T>系のファンド運営会社である丸の内キャピタルが特別目的会社(SPC)を通じ、中野冷に対して非公開化を目的として株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した、買付価格は1株7900円で、中野冷の株価はこれにサヤ寄せする動きとなっている。

 買付予定数の下限は167万7200株(所有割合33.48%)で、上限は設定しない。買付期間は6月17日から7月29日まで。TOB成立後、所定の手続きを経て、中野冷の株式は上場廃止となる見通し。丸の内キャピタルは新興国市場への事業展開などを支援する構え。中野冷はTOBに対し賛同の意見を表明した。東京証券取引所は16日、中野冷を監理銘柄(確認中)に指定している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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