アセンテック、2-4月期(1Q)経常は4.9倍増益・上期計画を超過、今期配当を見送り
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アセンテック <3565> [東証S] が6月16日大引け後(15:30)に決算を発表。26年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の11.4億円に急拡大し、2-7月期(上期)計画の8.1億円に対する進捗率が141.0%とすでに上回り、さらに5年平均の52.4%も超えた。 同時に、TOBに伴い、従来20円としていた今期の期末一括配当を見送る方針とした。 直近3ヵ月の実績である2-4月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.4%→12.5%に急改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けに賛同する旨の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して、本公開買付けへの応募を推奨することを決議いたしました。なお、上記取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続により、最終的に、公開買付者のみが当社の株主となり、公開買付者が当社を完全子会社とすることを企図していること、並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです。詳細については、本日別途公表いたしました当社意見表明プレスリリースをご参照ください。 当社は、株主の皆様に対する利益還元と同時に、財務体質の強化や事業拡大及び競争力の確保を経営の重要課題として位置づけております。当社の配当につきましては、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識しつつ、財務状況、資金需要等を総合的に勘案し、戦略的投資として活用する内部留保とのバランスをとりながら、経営成績に合わせた利益配分を基本方針としておりました。 しかしながら、本公開買付けの決済開始日後を基準日とする配当を行う場合、本公開買付けに応募する株主の皆様と本公開買付けに応募しない株主の皆様との間に経済的差異が生じる可能性があるため、株主の皆様の間で公平性を確保する観点から、当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2026 年1月期の配当予想を修正し、2026 年1月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。