外為サマリー:有事のドル買いで一時143円80銭台まで戻す

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為替

 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円54銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル安・円高となっている。

 イスラエルがイラン各地の核関連施設を含む数十カ所を攻撃したとの一報を受け、市場はリスクオフムードが一気に高まった。中東情勢の緊迫化から安全通貨とされる円を選好する動きが活発化し、ドル円相場は午前9時30分すぎに一時142円80銭まで下押した。ただ、その後は「有事のドル買い」に支えられるかたちで下げ渋る展開。時間外取引で米長期金利の低下圧力が弱まったことでドルの買い戻しなども流入し、午後2時20分すぎには143円87銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1529ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=165円49銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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