外為サマリー:145円前後で一進一退、米5月CPIの発表待ちに

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為替

 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円98銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=165円60銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では144円80銭前後で推移していたが、午前11時過ぎに145円10銭台に上昇した。米中協議に関して、5月のスイスでのジュネーブ協議での内容を着実に履行することで合意に達したと伝わった。また、米連邦高裁がトランプ関税に対して当面継続することを認めた、と報道された。これを受け、ドル買い・円売りが流入した。ただ、午後に入ってからは145円ラインを挟んだ一進一退が続いた。今晩は米5月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、その結果待ちで買い一巡後は積極的な売買は手控えられた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1421ドル前後と同0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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