外為サマリー:一時145円10銭台に上伸するもドル買い続かず
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11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円92銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円87銭前後と前日に比べ30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米中通商協議の進展期待を背景に145円00銭台に上伸する場面があった。 この日の東京市場でドル円相場は、一時145円16銭まで上値を伸ばした。朝方に「中国の李成鋼商務次官は10日、ロンドンで2日間にわたって行った米中通商協議で、両国の交渉担当者が貿易に関する枠組みで合意したと述べた」と伝えられ、リスク選好的なドル買い・円売りが流入した。ただ、合意内容の詳細は明らかになっていないことからドル買いは続かず。午前9時10分すぎには144円65銭まで押され、神経質な相場展開となっている。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1421ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=165円51銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS