VNXが急反落、25年7月期業績予想を下方修正
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VALUENEX<4422.T>が急反落している。10日の取引終了後、25年7月期の連結業績予想について、売上高を9億1000万円から7億4100万円(前期比5.7%減)へ、営業損益を4000万円の黒字から3900万円の赤字(前期400万円の黒字)へ、最終損益を3900万円の黒字から4100万円の赤字(同300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。 北米大手顧客のうち3社の社内体制変更とトランプ関税の影響による契約停滞や見直しにより、計画していた米国のコンサルティング売り上げが前回予想から大幅に減少する見込みとなったという。また、国内のコンサルティングに関しても、米国の大型案件を共同で遂行することもあり前述の北米の影響があったほか、低価格調査案件の不調により大幅に受注が減少する見込みとなったことや、国内のASP売り上げで中堅・小規模メーカーへの導入計画が低調に推移したことも響くとしている。 なお、同時に発表した第3四半期累計(24年8月~25年4月)決算は、売上高4億8500万円(前年同期比5.3%減)、営業損益9800万円の赤字(前年同期2900万円の赤字)、最終損益9900万円の赤字(同2600万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS