米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時144円30銭台に軟化

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為替

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円57銭前後と前週末と比べて30銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=165円12銭前後と同6銭程度のユーロ高・円安だった。

 米中両政府は9日、貿易政策を巡る2回目の閣僚級協議をロンドンで開いた。ドル円相場は協議進展への期待感から144円70銭台に上伸する場面もあったが、話し合いは10日も継続することから積極的には動きにくくドル買いは続かず。この日にニューヨーク連銀が発表した5月の消費者調査で1年先の予想物価上昇率が低下したことを受け、米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、一時144円30銭台に軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1422ドル前後と前週末に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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