続伸、米中貿易交渉の進展を期待=NY原油概況
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NY原油先物7月限(WTI)(終値) 1バレル=65.29(+0.71 +1.10%) 9日に米国と中国がロンドンで貿易交渉を実施し、関税戦争の一時休戦期間中に合意がまとまると期待されていることが相場を押し上げた。今回の焦点は中国によるレアアースの輸出規制で、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は中国との協議が順調なら米国も輸出規制を解除すると述べている。米中通商協議は10日も継続して行われる見通し。 時間外取引で7月限は64.20ドルまで下落した後、買いが優勢になると65.11ドルまで強含み。通常取引序盤にはマイナス圏に押し戻される場面はあったが、堅調な推移が継続し65.43ドルまで上値を伸ばした。 MINKABU PRESS