外為サマリー:144円40銭前後でもみ合う、米雇用統計評価でドル買い一巡後は軟化

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為替

 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円51銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=164円94銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前8時30分時点では144円60銭台で推移していたが、午前9時50分過ぎには一時144円90銭台に上昇した。前週末6日に発表された米5月雇用統計が堅調な結果となり、週明けの東京市場で日経平均株価が上昇。これを受け、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。ただ、米雇用統計では3月と4月の雇用者数の増加幅は下方修正されており、依然として米景気減速懸念はくすぶっている。ドル買い一巡後は午前11時20分過ぎには144円30銭台まで軟化。午後にかけては144円40銭前後での一進一退が続いた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1422ドル前後と同0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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