株価指数先物【昼】 ロング優勢で+2σ水準が意識される
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日経225先物は11時30分時点、前日比360円高の3万8130円(+0.95%)前後で推移。寄り付きは3万7970円と、シカゴ日経平均先物(3万7990円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。開始直後につけた3万7960円を安値にロング優勢の流れとなり、中盤にかけて3万8180円まで買われる場面もみられた。買い一巡後は3万8060円~3万8120円辺りでの推移を続けている。 米雇用統計を好感した6日の米国市場の上昇のほか、国内では1~3月期の国内総生産(GDP)改定値が上方修正されたことが材料視された。日経225先物は寄り付き後ほどなくしてボリンジャーバンドの+1σ(3万7990円)を突破し、その後は同バンドを上回っての推移を継続。+2σ(3万8390円)とのレンジが意識されてショートを仕掛けにくくさせているため、+1σ近辺では押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。 NT倍率は先物中心限月で13.68倍に上昇している。抵抗線として意識される25日移動平均線(13.65倍)、75日線(13.66倍)を突破してきた。両線が支持線に変わるようだと、+1σが位置する13.73倍辺りを意識したNTロングに振れやすいだろう。 株探ニュース