6日の米株式市場の概況、NYダウ443ドル高 米雇用統計で景気の底堅さ意識

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 6日の米株式市場では、NYダウが前日比443.13ドル高の4万2762.87ドルと3日ぶりに反発した。5月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月と比べて13万9000人増加した。失業率は4.2%だった。非農業部門の雇用者数の伸びは市場予想を上回り、米国景気の底堅さが意識された。トランプ米大統領がSNSを通じ、閣僚級の米中貿易協議を9日にロンドンで開くことを明らかにしたことも、投資家心理を上向かせた。

 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、シェブロン<CVX>が買われ、シスコ・システムズ<CSCO>が堅調。サークル・インターネット・グループ<CRCL>が大幅高となった。一方、ウォルマート<WMT>やマクドナルド<MCD>が冴えない展開。サムサ―ラ<IOT>が急落した。 

 ナスダック総合株価指数は231.50ポイント高の1万9529.95と反発した。アップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOGL>がしっかり。テスラ<TSLA>に買い戻しが入り、エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>も値を上げ、レント・ザ・ランウェイ<RENT>が急伸した。半面、ブロードコム<AVGO>が下値を探り、ドキュサイン<DOCU>やルルレモン・アスレティカ<LULU>が大きく株価水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS

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