株価指数先物【昼】 200日線を上回っての推移で+1σ水準に接近も

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比280円高の3万7790円(+0.74%)前後で推移。寄り付きは3万7730円と、シカゴ日経平均先物(3万7760円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。開始直後につけた3万7680円を安値にロングの動きが強まり、現物の寄り付き直後には3万7870円まで買われた。買い一巡後は中盤にかけて寄り付き水準まで上げ幅を縮め、その後は3万7720円~3万7820円辺りでの保ち合いを継続している。

 日経225先物は200日移動平均線(3万7580円)を上回っての推移が続いており、中盤以降は徐々に下値を切り上げている。ボリンジャーバンドの+1σ(3万8000円)水準の突破を狙ったロングは期待しづらいが、同バンドに接近する動きは意識されそうだ。オプション権利行使価格の3万7750円から3万7875円での推移が意識されるなかで、レンジ上限を捉えてくるようだと、ショートカバーを誘う動きに向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で13.55倍に上昇して推移している。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が買われて日経平均型を牽引する形になった。ただし、一時13.57倍まで上昇する場面もみられたものの、その後はボリンジャーバンドの-1σ(13.55倍)水準での攻防となり、スプレッドは狙いにくい。

株探ニュース

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