株価指数先物【昼】 200日線を挟んだ狭いレンジで推移
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日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の3万7570円(+0.21%)前後で推移。寄り付きは3万7720円と、シカゴ日経平均先物(3万7805円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。買い一巡後はショート優勢の流れとなり、現物の寄り付き直後には3万7510円まで上げ幅を縮めた。ただ、プラス圏をキープしたことでショートカバーを誘う形となり、3万7740円と寄り付き水準を上回る場面もあった。しかし、積極的なロングも限られており、終盤にかけて再び上げ幅を縮めた。 日経225先物は買い先行で始まったが、シカゴ先物の清算値には届かなかったことで、寄り付き後はショートに向かわせたようである。ただし、200日移動平均線(3万7560円)を割り込む場面では押し目待ち狙いのロングも入りやすく、オプション権利行使価格の3万7500円から3万7750円辺りでの狭いレンジで推移。200日線割れからのショートを仕掛けてくる動きも限られ、同線を挟んでの膠着が続きそうである。 NT倍率は先物中心限月で13.53倍に上昇して推移している。前日にボリンジャーバンドの-2σ(13.47倍)まで下げたこともあり、リバランスが入りやすい水準であろう。もっとも、-1σ(13.55倍)に抑えられているため、同バンドを上回ってくるかを見極めたところであり、スプレッドは狙いにくいだろう。 株探ニュース